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シャンソン歌手・井上ゆりさんのコンサートに、ゲストとしてお招きいただきました。
    
お聞きしたところ、この会でゲストを招いた企画は今回が初めての試みで、
その第1回目のゲストとして私をお選びいただいたとのこと。
大変光栄に思っております。
    
長時間に及ぶリハーサルから本番まで、
井上さんが全身全霊で歌い続けるそのエネルギーに深く感銘を受けました。
心に語りかけ、その自然な表現は、風景を用意に想像する事が出来、まるでドラマを見ているように吸い込まれていくようでした。
優美でお洒落、気高くも、何処か消失感や喪失感が裏には見え隠れし、気持ちは一瞬パリにワープしたようでした。
    
私も、クラシックギターを初めてお聴きになるお客様にも楽しんでいただけるよう、
聴きやすいプログラムで演奏いたしました。
    
音響も素晴らしく、お客様の反応も温かく、
とても幸せな時間を共有できたことを嬉しく思います。
また、関係者の皆様には細やかなお心遣いをいただき、心より感謝申し上げます。
    
アクロス福岡で演奏するのは今回で2回目となりました。
1回目はメインホールにて、マーラー作曲《交響曲第7番》のギターのソリストとして出演。
そして今回は円形ホールでの演奏となり、
この格調高い音楽ホールで再び演奏できたことを大変嬉しく思います。
    
この素晴らしい機会をいただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
